小学生兄弟がいる我が家が悩んだ「スマイルゼミを1台でシェアできる?」問題

小学生のお子さんが二人以上いるご家庭なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。「スマイルゼミって、兄弟で1台使い回しできないのかな…」って。

タブレット代もかかるし、月々の受講費も子どもの人数分となると、正直家計にはなかなかのインパクトです。うちも上の子と下の子、年齢が近いこともあって、最初は「1台でなんとかならないかな」と本気で考えていました。

結論から言うと、お試し感覚で兄弟で1台を使い回すこと自体は、やってやれないことはありません。実際に我が家も、下の子が「お兄ちゃんがやってるやつ、私もやってみたい」と言い出したときは、兄のタブレットをちょっと借りて体験させてみました。学習コンテンツによっては、それぞれの学年の教材にアクセスできますし、操作感やタブレット学習そのものが子どもに合っているかどうかを見極めるには、十分な方法だったと思います。

どんな学習コンテンツならスマイルゼミを兄弟で使い回せるかは、こちらの記事が参考になると思います。

スマイルゼミを兄弟でやれる範囲やデメリットについて書かれた記事はこちら

ただ、実際にしばらく使い回してみて感じたのは、「これは長続きしないな」という現実でした。

まず単純に、使いたいタイミングが被ります。うちの場合、学校から帰ってくる時間はほぼ同じ。宿題を済ませたあと、二人とも「スマイルゼミやりたい」ってなるんですよね。当然ですが、タブレットは1台しかないので、どちらかが待つことになります。待たされている方は不機嫌になるし、待たせている方も気を遣って落ち着いて取り組めない。結局、二人ともなんとなく中途半端な気持ちで終わってしまう日が続きました。

それから、学習履歴やご褒美機能の面でも、ちょっとしたストレスがありました。スマイルゼミには、毎日コツコツ取り組むとキャラクターが育ったり、ご褒美がもらえたりする仕組みがあります。これ、子どものやる気を支える大事な要素なんですが、一つのアカウントを共有していると、「今日は自分がやったのに、なんで育ってないの?」「さっき使った分、自分のご褒美が減ってる気がする」といった小さな不満が積み重なっていきました。兄弟それぞれの「自分だけの頑張り」が見えにくくなってしまうんですね。

学年が違えば、当然教材の難易度もペースも違います。低学年のうちはまだいいのですが、学年が離れていくほど、それぞれに合った進め方が必要になってきます。1台を共有していると、どうしても「今使っている子の学年設定」に引っ張られて、切り替えの手間や取り違えも増えていきました。

そして何より感じたのは、子ども自身のモチベーションへの影響です。「自分専用のタブレット」という感覚があるかどうかで、学習への向き合い方は結構変わります。誰かと共有しているものだと、どこか「借り物」感が抜けなくて、愛着や責任感が育ちにくい。逆に自分専用になった途端、カバーを選んだり、好きなキャラクターを設定したりして、自然と大事に扱うようになりましたし、「今日はここまでやる」と自分で決めて取り組む姿も増えました。

こうした経験から、我が家がたどり着いた結論はシンプルです。お試し期間だけ、あるいは下の子が本当に興味を持つかどうかを見極める最初の数週間だけなら、兄弟で1台を使い回すのはアリ。でも、継続して取り組んでいくつもりなら、できるだけ早いタイミングで一人一台に切り替えたほうがいい、ということです。

もちろん、費用面のハードルは正直あります。ただ、キャンペーンや兄弟同時入会の割引が用意されている時期もありますし、思い切って一人一台にしてみると、想像していたよりもすんなり生活に馴染んでいくものです。子どもたちがそれぞれのペースで、自分だけのタブレットに向き合っている姿を見ると、「やっぱり分けてよかったな」と実感する日が多いです。

これから始めようか迷っているご家庭は、まずはどちらか一台で試してみて、お子さんの反応を見ながら、一人一台への移行を検討してみてはいかがでしょうか。