50代に入ってから、鏡を見るたびに「肌って本当に年齢が出るんだな」と思うようになりました。
40代の頃も乾燥や小じわは気になっていましたが、最近はそれだけではありません。
朝起きたときに顔全体がなんとなく疲れて見えたり、頬のハリが以前とは違っていたりします。
特に気になるのが、肌の乾燥です。
若い頃は化粧水をパシャパシャつけておけば、それなりにしっとりしていた気がします。
でも今は、お風呂上がりに何もつけずにいると、あっという間に肌がつっぱってしまいます。
だからといって、たくさん塗ればいいというわけでもないんですよね。
美容液やクリームを何種類も重ねていた時期もありましたが、ベタベタする割には翌朝の肌がそれほど変わらないこともありました。
「高い化粧品なら効果があるはず」と思って買ってみたこともあります。
でも、私の場合は値段と満足感が必ずしも比例するわけではありませんでした。
そんな経験を繰り返しているうちに、スキンケアは足し算ばかりではダメなのかもしれないと思うようになりました。
最近はむしろ、何を肌につけるかをシンプルに考えるようにしています。
洗いすぎないこと、乾燥させないこと、そして毎日無理なく続けられること。
この3つを意識するだけでも、以前より肌の調子が安定している気がします。
特に洗顔はかなり見直しました。
昔は皮脂や毛穴汚れを落とそうとして、朝晩しっかり洗うのが当たり前でした。
洗った直後のキュッとした感触を「きれいになった証拠」だと思っていたんですよね。
今考えると、少し落としすぎていたのかもしれません。
50代の肌は若い頃より乾燥しやすいので、必要なうるおいまで奪わないように気をつけています。
そして、化粧品選びでも考え方がずいぶん変わりました。
若い頃は流行の成分や華やかなパッケージに惹かれることが多かったのですが、今は成分や使い心地をじっくり見るようになりました。
そんな中で気になるようになったのが、オーガニック化粧品です。
オーガニックという言葉だけで選ぶのではなく、どんな原料を使っているのか、日本でどのように作られているのかまで確認するようにしています。
50代になった今だけでなく、60代になってからも無理なく使い続けられて、自分なりに効果があると感じられるものが理想です。
最近使い始めたのが、オーガニック化粧品のピュアノーブルです。
日本のブランドという安心感もありますし、年齢を重ねた肌だからこそ、こういうシンプルなオーガニック化粧品がいいなと思っています。
ミドル世代になると、スキンケアに求めるものも若い頃とは変わってくる気がします。
20代の頃は、とにかくニキビができないことや肌をきれいに見せることが大切でした。
30代になると毛穴や乾燥が気になり、40代ではシミや小じわが気になるようになりました。
そして50代の今は、一部分だけをどうにかするというより、肌全体を健やかに保ちたいという気持ちが強くなっています。
劇的に若返りたいというより、今日の自分の肌をなるべくいい状態にしておきたいんですよね。
そのためには、毎日の積み重ねが結局いちばん大切なのかもしれません。
化粧水をつけるときも、以前は急いでパパッと済ませていました。
最近は手のひらで顔を包むようにして、肌の状態を確認しながらなじませています。
「あ、今日はちょっと乾いているな」とか、「今日は意外としっとりしているな」とか、毎日触っていると小さな違いにも気づきます。
クリームもたくさん塗るのではなく、乾燥しやすい頬や目元を意識しながら使っています。
こういう小さな工夫のほうが、私には合っているようです。
それから、スキンケアだけに頼りすぎないことも大切だと思うようになりました。
睡眠不足が続いた翌日は、どんなに丁寧にお手入れしても顔が疲れて見えます。
逆にぐっすり眠れた朝は、それほど特別なお手入れをしていなくても肌の調子が良かったりします。
食事や睡眠、運動も含めて考えるのが、ミドル世代の美容なのかもしれません。
最近は夕食で野菜や魚を意識して食べるようにしています。
天気の良い日は買い物ついでに少し遠回りして歩くことも増えました。
ほんの20分くらいですが、家に帰る頃には体も温まって気分がスッキリします。
50代になると、若い頃と同じ美容法がそのまま通用するとは限りません。
だからこそ、「今の自分に合っているか」を基準にすることが大切なんでしょうね。
口コミで絶賛されている化粧品でも、自分の肌に合わなければ意味がありません。
反対に、とてもシンプルなスキンケアでも、自分の肌が心地よく感じているなら、それが正解なのだと思います。
年齢を重ねることを、以前は少しネガティブに考えていました。
シミが増えたり、シワができたりするたびに、「また老けたな」と落ち込むこともありました。
でも最近は、若い頃の肌に戻そうとするより、今の肌を丁寧に扱ってあげるほうが気持ちも楽です。
もちろん、できるだけきれいでいたい気持ちは今もあります。
むしろ50代になったからこそ、肌のお手入れを楽しみたいと思うようになりました。
お気に入りの化粧品を手に取って、ゆっくり肌になじませる時間は、家事に追われる毎日の中ではちょっとした自分時間です。
家族の食事や洗濯、掃除など、主婦をしていると一日は本当にあっという間です。
だから夜の数分だけでも、自分のために使う時間があるとホッとします。
ミドル世代のスキンケアは、単に若く見せるためだけのものではないのかもしれません。
自分の肌を毎日触って、いたわって、大切にする時間でもあるんですよね。
これから60代、70代になったときも、「今日の肌、なかなかいいじゃない」と鏡を見て思えたら素敵です。
そのためにも、無理に若い人向けの美容法を追いかけるのではなく、今の自分に必要なケアを続けていこうと思っています。
焦らず、欲張らず、でも少しだけ丁寧に。
それが今の私にとって、いちばん実感しやすいスキンケアなのかもしれません。